JCHAT ガイダンス

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  1. CHILDES [チャイルズ]

    CHILDES (CHIld Language Data Exchange System) は1984年にBrian MacWhinney とCatherine Snow によってCarnegie Mellon University で設立さ れ、言語獲得研究のためのデータ共有を目的に、特にデータベースの充実(対象 者数の増加、年令帯の拡大、言語の多様化)、入力フォーマットの充実、解析プ ログラムの開発に重心をおいて活動を続けてきた。

    現在では22ヵ国語のデータが含まれ、CHAT (Codes for the Human Analysis of Transcripts) データ表記フォーマットとCLAN (Child Language ANalysis) データ分析プログラムが開発されている。

    この14年間、CHILDES の目的は変わらずに同じである。まず第1に、言語獲得 を研究する者同士でデータを共有することによって、研究に有効な環境を作るこ とCHILDESの大きな目的である。また、CHILDESは研究目的の組織として non-profit であり、基本的にfundingとボランティア活動とで運営されている。 そのため、なるべくコストを押さえ、データベースを利用している研究者(メン バー)から利用費を取らないで活動できるように、インターネットを主に利用し ている。

    このような組織のCHILDESの基本的な方針はgive and takeである。メンバー個人個 人が公開されたデータを利用したり、独自のデータにCHATフォーマット、CLAN解 析プログラムを自由に利用する権利がある(「take」)。その代わりに、メンバー は何らかの形でCHILDESに貢献する義務もある(「give」)。様々な形が考えら れるが、データ提供、他データのCHATフォーマット化、プログラム開発、コーディ ング・分析システム開発と公開、バグ報告などがその一例である。貢献の具体的 な形はメンバーが独自で決める。最低義務はMacWhinney and Snow (1990)の引用で ある。

  2. JCHAT [ジェイ・チャット]

    JCHAT (日本CHILDES) は1993年に大嶋百合子とBrian MacWhinneyの呼び掛けに よって発足した。日本語データ用のフォーマット開発が初期の目的であったが、 1995年に第1回年次大会 (JCHAT Workshop) が開かれて以来、定期的に実技講習 も行うようになった。また、第3回年次大会からは、実技講習のほかに研究発表 も行われるようになった。

    現在のJCHAT プロジェクトは、「技術」と「研究」という二つの柱から成っている。

  3. JCHAT の組織

    CHILDES と同様、JCHATはメンバー制である。CLANプログラム、公開データ、 JCHATフォーマットのいずれかを利用したい研究者は, JCHATメンバーとして登 録され(「入会」)、登録された後は、give and take方針にしたがうことを要求 される。

    JCHATプロジェクトは基本的にボランティア(アクティブ・メンバー)の努力に よって運営され、入会費、年会費は無料である。ただし、実費の高い特別企画 (年次大会、マニュアル出版、CD-ROM) に関しては、その利用に際し参加費等を 徴収することとなる。JCHATはCHILDESの一部でもあるので、JCHATメンバーは自 動的にCHILDESメンバーということになり、日本語以外のデータも利用できるよ うになる。

    CHILDESとJCHATは、メンバー用にいくつかのインターネットのメーリングリスト (ml)、そしてホームページを運営している。

    メーリングリスト(ml):

    注:mlが重なり合っているので、複合発信にご注意。
    注:どのmlの流せばいいのかを迷ったときはj2-listをご利用下さい。

    ホームページ:

    注:入退会はJCHATホームページ(enquete/application)または e-mail (jchat@sccs.chukyo-u.ac.jp)で行なう。
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    このページの管理者: 白井英俊(sirai@sccs.chukyo-u.ac.jp)